燃料高騰に挑む介護タクシーの値上げ。これは守るための決断だ
今日の読谷村は、春の優しい風が心地よく吹いています。
しかし、介護タクシーの現場をとりまく状況は、決して穏やかではありません。
料金値上げというセンシティブな話題を記事にすること自体、どうなのかという迷いもあります。
しかし、ここはあえて言いづらいこともしっかりと発信していきます 。 それが利用者様への誠実さであり、信頼を積む一歩だと信じているからです 。
史上初でガソリン価格が1リットルあたり200円超えまで高騰し、経営を圧迫しているからです。
前回の投稿で「別の収入源を作る」と書いたところ、値上げに反対しているのか?というお問い合わせをいただきました。
誤解を招いてしまったかもしれませんが、僕は値上げ自体には賛成の立場です!
今日は、介護タクシーいまここが考える、価格改定の真意と経営のあり方についてお話しします。
介護タクシーの値上げ。これは守るための決断です
今回の価格改定において、僕が最も大切にしているのは地域の事業者仲間との足並みです。 多くの事業者が現在の800円から1,000円への値上げを検討していますが、周囲が上げるのであれば僕もそれに合わせる方針です。
これは、地域のインフラとしての価格バランスを保つためでもあります。
もし自分だけが安い料金を維持し続ければ、地域の適正な市場価格を壊すことになりかねません。さらに他の業者さんとの連携ができなくなるリスクも伴います。
それは結果として、お客様の依頼をこれまで通りお受けできなくなり、地域全体の介護の足を奪うことにつながります。
だからこそ、足並みを揃えた値上げは、サービスを継続するために避けて通れない決断なのです。
なぜ「別の収入」を模索し続けるのか
では、なぜ僕がブログや情報発信による別の収益源を作ろうとしているのでしょうか。
それには二つの大きな理由があります。
値上げが浸透するまでの「しのぎ」として
一つ目は、実際に値上げを実施するまでの期間を支えるためです。
価格改定には利用者様への丁寧な説明や周知期間が必要になります。 その間の赤字やコスト増を自分自身の力で補填できれば、焦って不十分な説明のまま値上げを強いる必要がなくなります。 別の収入は、適切なタイミングで改定を行うための大切な「つなぎ」の役割を果たします。
未知のリスクから利用者様の足を守るため
二つ目は、将来起こりうるイレギュラーな事態に備えるためです。
今回のガソリン高騰だけでなく、災害や感染症、車両の急な故障など、経営には常にリスクがつきまといます。
もし本業の売上だけに依存していれば、何かが起きた瞬間に利用者様の外出を止めてしまうかもしれません。
複数の収入源を持つことは、どんな状況下でも「いまここ」の車を走らせ続けるための防波堤になるのです。
信頼を積み上げるための具体的なステップ
価格改定を進めながらも、僕たちは以下の手順でサービスの質を守ります。
- 地域の事業者と連絡を取り、改定の時期や幅について協議します。
- 利用者様に対し、なぜ値上げが必要なのか、経営の現状を誠実に説明します。
- 移動以外の価値(観光プランの提案や車内の快適性)を磨き、納得感を作ります。
- 別の収入源を構築し、ガソリン代以外の運営コストをカバーする力をつけます。
つまずきやすいポイントは、利用者様への申し訳なさから自分だけで損を引き受けてしまうことです。
自分が倒れてしまっては元も子もありません。 また、数字の裏付けなしに「なんとなく」で価格を決めることも、説明責任を果たせない原因になります。
沖縄の空の下で、変わらない安心を届けるために
値上げは、決して自分たちの利益を増やすためのものではありません。
利用者様の生活を守り、沖縄での大切な思い出作りを支え続けるための責任ある決断です。 「いまここ」は、適正な価格で最高の介助を提供するとともに、自身の経営努力も怠りません。
ガソリンがいくらになっても、車いすでの外出を諦めさせない。 その想いを胸に、今日もハンドルを握ります。
- 燃料代の高騰について利用者様とお話ししました。 価格の話はデリケートですが、正直にお伝えすることで「続けてもらうことが一番だからね」と温かい言葉をいただきました。 期待に応えるためにも、経営をより強固なものにしていきます。
介護タクシーいまここ 対応:中部中心(沖縄市/うるま/北谷/宜野湾/浦添/読谷/嘉手納)+那覇まで可 車両:車いす2台、同乗最大3名、リクライニング・ストレッチャー可
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