3.11から15年。予定外の連続を「志」に変える沖縄介護タクシーの挑戦

今朝の読谷村は、肌を刺すような冷え込みで目が覚めました。 日中は気温が上がり、沖縄らしい暖かさが戻ってきましたが、この寒暖差もまた季節の移ろいを感じさせます。
昨日は3月11日。 東日本大震災から15年という節目でした。
あの日、僕は新宿で働いていました。 コマ劇場前のタイルがガタガタと鳴り、ビルが生き物のように揺れる光景。
どこへ逃げればいいのかわからない」という、あの底知れない恐怖は今も脳裏に焼き付いています。
あの日から15年経った今、僕は沖縄で介護タクシーのハンドルを握っています。 今日の運行を通じて感じたのは、「平穏な日常」がいかに脆く、だからこそ「今、ここ」にある時間を全力で支えるのが僕の使命だということです。


介護タクシーの現場は、まさに「イレギュラーの連続」です。

介護タクシーあるあるですが、 いつもならスムーズに終わる透析の送迎が、あとに予約を入れた時に限って時間が押し、さらにはお買い物での買い忘れが発生してもう一往復。 焦る気持ちを抑えつつハンドルを握る中、追い打ちをかけるように「今だけは鳴らないでくれ」というタイミングで電話が鳴り響きます。 車椅子の方を車に乗せる、まさにその瞬間です。 現場は常に計算通りにはいきません。

しかし、この「予定通りにいかないこと」こそが、ユニバーサルツーリズムの本質ではないかと僕は考えています。
高齢の方や障害を持つ方との旅に、予期せぬトラブルはつきものです。 体調の変化、移動の遅れ、不意のハプニング。 それらを「困ったこと」で終わらせるのか、それともプロとして「想定内」として包み込むのか。
僕ら介護タクシーが提供すべきは、単なる移動手段ではありません。 「何が起きても、この人がいれば大丈夫」という圧倒的な安心感そのものなのです。

誰かの役に立つ、その先へ

昨夜、僕は「経営実践会」という学びの場に身を置いていました。 これからの「いまここ」を、そして自分自身を一段引き上げるための決意です。
そこでハッとさせられた言葉がありました。 「誰かの役に立ちたい」という想いは素晴らしいけれど、それ以上に「自分はどうしたいのか、どんな社会を作りたいのか」という個人の「志」を外に出すことが大切だ、ということです。

一人の介護タクシー事業者ができることは、確かに微力かもしれません。 でも、「車椅子だから」と沖縄旅行を諦める人がいない社会を作りたい。 そのために、自分の意志を言葉にし、発信し続ける。 そうすることで、共感してくれる仲間が集まり、一人の力では成し遂げられない大きなうねりが生まれる。


本日の運行報告

  • 運行エリア:読谷村、嘉手納町、沖縄市
  • 対応件数:8件(透析送迎、お買い物介助、通院送迎)
  • 現場の備忘録: ガソリン価格の高騰により、スタンドは長蛇の列。 移動時間の読みが甘くなりがちな時期なので、これまで以上に余裕を持った配車計画が必要だ。 お買い物介助では、メモのダブルチェックを徹底することで、利用者様の負担を減らせる。

沖縄の空の下で、お待ちしています

15年前の震災、そして日々の小さなトラブル。 僕たちは常に「予測不能な未来」を生きています。 だからこそ、せっかくの沖縄旅行くらいは、何の心配もなく心の底から笑ってほしい。

「介護タクシーいまここ」は、あなたの「行きたい」という想いに寄り添い、どんな壁も一緒に乗り越える伴走者であり続けます。 沖縄の海と風は、いつでもあなたを待っています。 その一歩を、僕と一緒に踏み出しませんか?


【介護タクシーいまここ】

  • 対応エリア:沖縄県中部(読谷・嘉手納・沖縄市・うるま市・北谷・宜野湾・浦添・北中城・中城)〜那覇まで
  • 車両詳細:車いす2台、同乗最大3名、リクライニング車いす・ストレッチャー対応可
  • お問い合わせ090-9011-8526(齊藤まで)

旅行の相談だけでも構いません。 まずは、あなたの「想い」を聞かせてください。

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