90歳のお母様と2年連続の沖縄旅行。「来年もこなくちゃね」が本当になった3日間
介護タクシーいまここの齊藤です。
今回は、新潟から2年連続で沖縄に来てくださった母娘のお話です。
【「来年もこなくちゃね」が本当になった日】
去年、3日間の貸切で沖縄観光をご一緒したお二人。旅の終わりに「来年もこなくちゃね」と冗談まじりに笑っていらしたのを、今でもよく覚えています。
その言葉が、本当になりました。
しかも今年は、旅行会社さんを通して「介護タクシーいまここで」とご指名をいただいての再訪です。この知らせを聞いたときは、思わず声が出るほどうれしかったです。
お母様は今年90歳。車椅子で、歩くのは難しいものの、とにかくお元気です。
娘さんはいつもお母様を気づかう優しい方で、お二人のやりとりを見ているだけで、こちらまで心がほっこりします。
【遅延なんて関係なし。最高の笑顔で到着】
初日は飛行機が遅れ、到着が1時間以上遅れるハプニングがありました。
長旅でお疲れだろうと心配していたのですが、ゲートから出てきたお二人は、満面の笑顔で手を振ってくださいました。
そのまま読谷村のホテル日航アリビラへ直行。

到着は20時を過ぎていましたが、「沖縄に来た!」という高揚感でまだまだお元気そうでした。翌日はホテルでゆっくり過ごしていただき、3日目からいよいよ観光のスタートです。
【1日1ヶ所、ゆっくりじっくり楽しむ旅】
観光にはトラベルヘルパーさんにも同乗していただき、チームでサポートしました。
今回大切にしたのは、1日に何ヶ所も回らず、1ヶ所を心ゆくまで味わうスタイルです。
◆ 観光1日目:美ら海水族館
念願のジンベエザメを眺めながら、大水槽の前でランチをいただきました。いるかショーも楽しいたお二人とも大満足のご様子。
出口での記念撮影では、私とトラベルヘルパーさんも一緒に入れていただき、まるで家族の一員みたいになりました。


◆ 観光2日目:琉球村
琉球舞踊を踊る16歳の踊り子さんとお話をして、一緒に記念撮影。民謡ショーを楽しみながら沖縄そばのランチをいただきました。


そして、去年も一緒に写真を撮った樹齢160年の「親子ガジュマル」の前で、今年も記念撮影。1年ぶりの再会に、感慨深いものがありました。
◆ 観光3日目:海中道路から果報バンタ・ぬちまーす工場へ
うるま市の海中道路を渡り、平安座島から宮城島へ。
絶景のパワースポット「果報バンタ」では、目の前に広がる海の青さに、みんなで思わず声を上げて感動しました。

※ 車椅子でのワンポイント注意点
果報バンタは坂道がかなり急です。車椅子を押すのが女性お一人だと厳しいので、介助者の人数に余裕をもって訪れることをおすすめします。
敷地内のぬちまーす工場では、塩ができるまでの工程を見学。その後は島を離れ、ホテルのビーチへ戻りました。
ビーチ用の車椅子に乗り換えて、波打ち際へ。寄せては返す波をのんびり眺める、至福のひとときでした。

3日間ずっと好天に恵まれ、まさに最高の観光日和。
このお二人は沖縄に愛されているんだな、と本気で感じました。
【涙の握手でお別れ】
観光を終えた翌日は、丸1日ホテルでゆっくり休養。
そして最終日、ホテルへお迎えに上がり、空港までの最後のドライブです。車内では3日間の思い出を振り返りながら、笑いの絶えない時間になりました。
空港では、旅の間に撮りためた写真データと、編集した動画をプレゼント。
名残を惜しみながらの最後は、涙、涙。固い握手を交わしてお別れしました。
【来年も、その先も、どうかお元気で】
「来年も沖縄に来る」という目標が、お母様の元気の源になっていたら、こんなにうれしいことはありません。
ただ、毎年の沖縄旅行は体力的にも負担が大きいはずです。どうか無理はせず、お元気に過ごしていただくこと。それが何よりの願いです。
その方の人生の大切な思い出に、ほんの少しでも関わらせていただける。
こんな仕事がしたくて、私は観光介護タクシーを始めたのだと、改めて思い出させてくれた旅でした。
素晴らしい3日間を、本当にありがとうございました。

