【2026年AI論】「誰がやるか」より「どうやるか」。介護タクシーと生成AIの決定的な違い
沖縄県読谷村で「介護タクシーいまここ」を営んでいる齊藤です。
沖縄は2月らしい過ごしやすい気候でした。 昨日は、タクシー業務の合間にAIを使った動画生成の個別講座をしました
そこで受講生の方が見せた反応と、その後の対話から、私はこれからの時代を生き抜くための「決定的な真理」に触れた気がしました。今日は、AIの「再現性」と、私たち人間にしかできない「心」の仕事について、現場の視点から熱く語らせてください。
AIという「拡張機能」と、人間という「原点」
再現性という最強の武器
昨日の日中、タクシーの予約が空いた時間を利用して、AIによる動画生成の個別講座を開催しました。 私が普段行っている動画作成のフローをそのままお伝えしたのですが、受講生の方は「これはすごい!」と感動し、目を輝かせていました。
ここで私が痛感したのは、すごいのは私ではないということです。すごいのは、間違いなくAIなのです。 私はただ「やり方(レシピ)」を知っているだけ。同じツール、同じAIを使えば、誰がやっても私と同じクオリティの成果物が出せます。
これがAIの持つ恐るべき「再現性」です。
かつてアートやクリエイティブな領域は、「その人にしか描けない絵」「その人にしか撮れない映像」という、個人の才能に依存する世界でした。しかし、AIはその壁を壊しました。やり方さえ知っていれば、誰がやっても80点〜100点の答えが返ってくる。これは、クリエイティブの民主化に他なりません。
「指揮官」としての人間
では、人間は不要になるのでしょうか? 私はそうは思いません。 AIが実作業(レンダリングや描画)を担うからこそ、人間は「発想の源(ソース)」や「監督(ディレクター)」としての役割に集中できます。
AIに渡す元の画像は人間がクリエイトして「どんな風に動かしたいか」「どんな動画で何を伝えたいか」。その情熱やアイデアをAIという優秀な部下に指示出しする。
これから先の1年、5年というスパンで見れば、AIエージェントはさらに自律的に動くようになり、私たちの仕事はますます「指示出し」と「決定」にシフトしていくでしょう。この変化に置いていかれないよう、私たちは常に学び続ける必要があると感じます
介護タクシーは「心」の仕事
一方で、私が本業としている「介護タクシー」はどうでしょうか。 ここには、AIのような「誰がやっても同じ結果」という法則は通用しません。
お客様の体調、その日の気分、ご家族の想い。それらを汲み取り、背中に手を添え、声をかける。この「接遇」や「介助」の質は、ドライバー個人の人間性や経験、そして「心」に深く依存します。 AIがどんなに進化しても、物理的な身体のケアや、人の痛みに寄り添う共感(エンパシー)を代替することは難しいでしょう。
ビジネスの世界では「属人性の排除」が良しとされますが、介護タクシーの現場では、その「属人性(あなたにお願いしたいという想い)」が差別化ポイントであり価値の一つになります。
- AI領域:徹底的に効率化し、再現性を高める(ホワイトカラー的業務の代替)
- 介護領域:泥臭く、人間にしかできない「心」の付き合いを深める
この両輪を回すことこが僕が大切にしている部分です
昨日は、デジタルな脳を使う時間と、フィジカルな身体を使う時間のバランスが取れた一日でした。 AI技術は日進月歩で、今の常識も1年後には古くなっているかもしれません。しかし、目の前のお客様を安全に送迎するという任務の重さは変わりません。
新しい技術を貪欲に取り入れつつも、ハンドルを握る手と、お客様に向ける眼差しは、常に温かいものでありたいと思います。
AIの進化は止まりません。私たちも立ち止まっている暇はありません。「現状維持は後退」の精神で、新しい技術を学びつつ、現場での「温かい移動」を提供し続けていきます。
沖縄県中部(読谷村・嘉手納町・沖縄市・うるま市・北谷町・宜野湾市・浦添市)での移動にお困りの際は、ぜひお声がけください。最新の技術と、変わらぬ真心で対応させていただきます。
介護タクシーいまここ (代表:齊藤) 電話予約:090-9011-8526

